今回は、福岡・釜山旅行の記録をご紹介します
大阪を出発し、その日は北九州市内を観光し福岡市内に宿泊します
次の日は船で釜山へ行き、昼間満喫したのち夜行フェリーで帰ってくる、という流れです
公共交通機関で行ったので、「観光 < グルメ」な旅になっています
旅の概要
日時:2018年2月(2泊3日)
予算:30,000円(新幹線+船+宿泊費)
天気:曇り・晴れ
人数:3人
移動手段:新幹線・船
旅のテーマ:食べるのをやめないグルメツアー
旅のテーマ
今回の旅行は、新幹線・船での移動なので疑問に思われた方もおられると思います
「格安韓国なら飛行機一択でしょ」と
・・・すみません、それはそのとおりです(笑)
そのとおりなのですが、今回はグルメツアーということで、目的地は福岡県なんです
そこから足を伸ばして、韓国にも行く、という発想で旅程を組んだので、このようになっています
おそらく、普通の人には理解されにくいと思いますが、韓国はおまけです(笑)
結局、韓国では滞在時間7時間程度しかいませんでした(笑)
初韓国だったのですが短すぎますよね・・・
それでも、十分グルメは満喫できました!
今回はそんな旅行をご紹介します
旅立ちの地「新大阪」
今回は新幹線旅行です
「ぷらっとこだま」を活用し、新大阪から小倉まで片道7,000円!
通常料金が14,000円程度なので、半額です!
こだまなので時間はかかりますが、そこは逆手にとって新幹線宴会を開催します
新大阪のオススメつまみ
今回買ったのは、これらです
- 551の餃子
- 551のシュウマイ
- チャンロイの唐揚げ
- 一番のやつ(笑)
全部新大阪駅で揃えることができますよ!
551蓬莱
まず551!
関西ではおなじみの「ゴゴイチ」です
関西在住じゃない方も、一度は食べていただきたい!
551は色々メニューがありますが、一番の定番は「豚まん」とされています
この豚まん、どこの豚まんよりも美味しいです
まんじゅうはほんのり甘くて、餡は肉肉しいので最高です!
ただ、筆者がオススメしたいのは、餃子&シュウマイ!
こいつら、、控えめに言って最高です。。
まず餃子はコスパ最強!
豚まんが美味いように、餃子も餡がとても美味しいです
それが、10個で340円という破格で売られています
えぐいです・・・
普段の夕食にも食べたりしています
そしてシュウマイはとにかく美味しい!
豚まんのまんじゅうが薄くなって餡の割合が多くなった、みたいなイメージです
餃子よりは少し高いですが、豚まんの、特に餡が好きな方は絶対オススメです!!

チェンロイの唐揚げ
チェンロイは、新大阪の在来線構内にあるタイ料理屋さんです
ここの唐揚げ、エスニックな味付けでとても印象的なんです
普通に生活してたら食べること無い味付けなので、よかったら食べてみてください!
世界遺産「八幡製鉄所」
小倉駅に着いたのは14時半ころ、こだまなんでのんびり旅です
1つ目の目的地は、八幡製鉄所
歴史の教科書でも、「明治維新」「富国強兵」「官営、八幡製鉄所」とか習った記憶、ありませんか??
明治時代からルーツのある、歴史ある製鉄所です
スペースワールド駅で電車を降り、閉園になってしまった「スペースワールド」を横目に向かいます
八幡製鉄所とは
正式名称を「日本製鉄八幡製鉄所」といい、日本製鉄(旧、新日鐵住金)の製鉄所の1つです
そのルーツは冒頭でも触れたとおり、1901年(明治34年)に操業を開始した、官営の製鉄所となっています
八幡にできた理由
現在の北九州市、八幡地区に建設されたのには次の理由があります
- 軍事防衛上の理由
- 原材料入手に便利
特に原材料は、筑豊炭田から鉄道等で石炭を調達できるのが大きなメリットでした
北九州周辺は石炭がよく取れたため、戦後も非常に多くの鉄道が走ってました
また、人口も1980年頃までは福岡市より多かったです
八幡製鉄所と北九州工業地帯
八幡製鉄所の開業以来、重化学工業地帯として一体は発展していきました
それらを総称して「北九州工業地帯」と呼ばれ、4大工業地帯の1つです
4大工業地帯はご存知でしょうか?
- 京浜工業地帯
- 中京工業地帯
- 阪神工業地帯
- 北九州工業地帯
の4つです
北九州工業地帯は鉄鋼業で栄えましたが、最近は当時ほどの活力は発揮されていません
石炭から石油への「エネルギー革命」により、近くの炭鉱が閉山したことも理由の1つです
筆者の同世代の方だと、4大工業地帯のうち1つだけ圧倒的に生産額が小さかったのが印象に残っている方もおられるのではないでしょうか
そういった波乱万丈の歴史があります
北九州と公害
八幡製鉄所を代表とする北九州工業地帯は、重化学工業の発展と同時に公害も引き起こしていました
詳しくは、北九州市のサイトをご覧いただきたいのですが、公害とそれを乗り越えた現在の比較は印象的です
公害から立ち直った北九州市は「環境モデル都市」の1つにもなっています
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/fiいle_0264.html
八幡製鉄所を見学
今回は、外からの見学だけですが、ツアーを申し込めば中も見学可能です
事前予約なしですと、筆者のようになってしまいますので、ご注意くださいね!
東田第一高炉跡
八幡製鐵所の第一高炉で、1901年2月5日、ここに火入れが行われたことから、八幡製鉄所の歴史は始まりました
内部は隅々まで見学できるほか、高炉で溶かした銑鉄を運ぶ貨車もあり、パネルの解説も充実していました
遠目に確認できるほど、巨大な建物です
白い巨大な施設は、「高炉」と言われ、鉄鉱石を熱処理して、鉄を取り出す施設ためのものです
中はこんな感じで、空洞の大空間です
鉄の作り方ってややこしくて覚えにくいのですが、ここに行くと印象づけて学ぶことができますよ!
そうやって、高炉で溶かされた銑鉄は、こちらの貨車で運ばれてたそうです
高炉から貨車まで、銑鉄が流れていくさまも、復元されています
これだけ大規模なものが残っているので、見ててわくわくしますね!
旧本事務所
旧本事務所は、東田第一高炉の火入れ前、1899年に竣工されました
この施設は、現在も操業しているエリア内のため、一般には公開されていません
近くに眺望スペースが設けられているので、そこから眺めることになります
先程の東田第一高炉とは違い、こちらはそこまで満足度は高くないかな、と思います
理由は、眺望スペースといっても遠くから眺めれる広場があるだけで、そんなによく見えないからです
また、展示もそんなにありません
左奥にあるレンガの建物が本事務所です
目の前に柵があって、中には入れません
ちなみに、手前にある線路は「くろがね線」と呼ばれる、製鉄所内の鉄道です
製鉄所内の物資を運ぶためだけに作られており、八幡製鉄所の規模の大きさが感じられますね!
鉄道好きなので、これはテンションあがりました(笑)
運良く走っているところを見れました!
これは貨車を入れ替えしているシーンです
無骨な見た目が、逆に渋くて格好いいですね
以上で八幡製鉄所の見学は終了です
次の目的地へと向かいます
その2へ続く
その3はこちら